アカマツ(赤松)
常緑性針葉樹。
正丸峠ガーデンハウスに100年くらいの赤松が現在(2017年4月)約20本弱生息しています。
5本ほど理由ははっきりわかりませんが、枯れていましたので、切り倒して年輪を数えたところ、約80年でした。
モミジ(紅葉)
落葉性広葉樹。
紅葉の木は施設内全体に渡って点在しています。
モミ(樅)
常緑性針葉樹。
杉や桧のように真っ直ぐにのびて、赤松と同じくらいの太さ(幹周約1m)のモミが正丸峠ガーデンハウス内に点在しています。一部のエリアにモミの若木が群生しています。
ツガ(栂)
常緑性針葉樹。
正丸峠ガーデンハウスメイン建物の裏の中央付近に立っているツガの木は正丸峠ガーデンハウスにとって守り神的な存在です。2016年10月ごろ、正丸峠ガーデンハウスメイン建物に倒れ掛かった樹齢約80年の赤松を見事に支えたのが、このツガの木です。現在のところ、施設内において2本のツガの大木しか確認できていません。
スギ(杉)
常緑性針葉樹。
杉は真っすぐな大木だというイメージが一般的ですが、天然の杉の幼木は光と空間を求めて、中にはまるでつる性植物のように湾曲しながらも成長をしていくとても生命力にあふれている樹木です。施設内に大木は多くはありませんが、近隣に人工林もありまして、最近多くの若木が見られます。
ヒノキ(桧)
常緑性針葉樹。
桧は法隆寺や伊勢神宮で使用される建材として名高く、正丸峠ガーデンハウスにおいてはウッドデッキに桧材が使用されています。施設内に桧の若木がちらほら点在しています。
コナラ(小楢)
落葉性広葉樹。
正丸峠ガーデンハウスで多く生息している大木です。野鳥たちがよく集まる木で、特にコゲラを見つける度に、樹種を確認すると大抵コナラでした。
サクラ(桜)
落葉性高木。
正丸峠ガーデンハウスに山桜、染井吉野、大島桜、枝垂桜が施設全体に分布しています。幹周1m以上の大木も見られます。
ツゲ(黄楊)
常緑性低木。
正丸峠ガーデンハウスに多く点在しています。ツゲとアセビは正丸峠ガーデンハウスにおいてメインの常緑性低木になります。繁殖しすぎると森全体の日差しと風通しの悪化の原因になるため、約2~3M 以下を中心に剪定の対象にしています。
アセビ(馬酔木)
常緑性低木。有毒植物。
正丸峠ガーデンハウスに広く点在しています。鹿などの草食動物が食べるのを避けているため相対的に多く生息していることも考えられます。冬季の剪定作業は常緑樹が中心ですが、剪定された葉を鹿たちがよく食べに来ます。ツゲの葉は大抵翌日には無くなりますが、アセビや針葉樹の葉はそのまま残ります。
ヒメシャラ(姫沙羅)
落葉性高木。
施設内全般に渡って点在しています。木肌が赤っぽいまだら模様で、落葉した冬の森においてひときわ目立つ存在です。
キンモクセイ(金木犀)
常緑性小高木。
数本フロントの入口階段当たりで植栽されています。開花時芳しい香りを放ちます。
ツバキ(椿)
常緑性高木。
数か所で小さく群生しているのが見られます。冬から春にかけて咲く花は美しく健気です。
ヤマツツジ
落葉性低木。
施設のあちらこちらでさりげなく生えています。普段は目立ちませんが、開花の時期はとても色鮮やかで美しいです。剪定されたツツジと違って伸びやかで生き生きな感じがします。